“Die Ringe des Saturn” W. G. Sebald (12)

同時代のオランダでは、死者の出た家の鏡のことごとく、風景や人物や果物の描かれた絵画のことごとくに、喪のための黒絹の薄紗を掛けておく習慣がある、それは肉体を離れて最後の旅路をたどる魂が、わが身の姿やいまとこしえに失われゆく故郷の景色を眼にすることによって、惑いを起こすことがないようにとの配慮からである、と。

『土星の環』W・G・ゼーバルト/著、鈴木仁子/訳(白水社)

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Nakaoka Shintaro (1838-1867, the late Edo period)

また中岡慎太郎。上が夜、下が朝描いたもの。朝描いたものは実際の写真のように真正面を向いていなかったので、夜はその点にも気をつけようと思い、自分の姿勢にも気を付ける。絵を描いているけど習字をしているのと気分が似ている。

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Nakaoka Shintaro (1838-1867, the late Edo period)

中岡慎太郎。『ドグラ・マグラ』に出てくる斎藤寿八先生の絵を描く際、風貌を板垣退助のようにしようかと思って検索していたら、いつの間にか幕末の志士の検索になってしまって、中岡慎太郎の生涯などを読みふけってしまう。前から、坂本龍馬より地味目な中岡さんの方に興味があった。
上が夜、下が朝描いたもの。夜の方が朝よりはまだ若干本人に似てる&こちらに近づいている。

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“Die Ringe des Saturn” W. G. Sebald (11)

ギュスターヴ・フロベールの夢には、昼夜を問わず巨大な砂塵の雲がただよっていた、とジャニーンは語る。アフリカ大陸で立ち起こった砂塵の雲は、地中海からイベリア半島を通り過ぎ、ノルマンディーの田舎町に降り下りた。エマ・ボヴァリーの冬のガウンの裾にはさまった一粒の砂に、フロベールはサハラ砂漠全体を見ていた…と、ジャニーンは「私」に話す。

『土星の環』W・G・ゼーバルト/著、鈴木仁子/訳(白水社) *本文の一部を要約しました。

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Tree hollow at Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園にて。何が描きたかったかというと、左の木の洞です。この大きな洞を見た時、例えば、中世ヨーロッパの山賊が旅人を殺して身ぐるみ剥いだ後、死体を洞に突っ込んで隠した情景がフッと浮かんだので。その後、別の旅人が通りかかり、ちょうどこの絵のような視点で、半分白骨化した死体を洞の中に見つけ「Oh my goodness!」とかなんとか言ったんじゃないか…と(中世イングランドで驚いた時に何て言うかは知らない)。これは、私の全くの想像でそういう話が実際にあったわけではありません。ちょっとグリム童話の世界のような感じ。そういえば、映画『スリーピーホロウ』にも、生首がたくさん埋まっている木が出てきたっけ。

その後、中世〜近代イングランドの感嘆詞をネットで検索してみた。下記は全て驚いた時に言う表現らしいです。

“Odds bodkins!”〈15世紀〉元々はGod’s bodyから来たらしい。
“Zounds!”〈16世紀〉
“Gadzooks!”〈17世紀〉
“Ye gods!”〈17世紀〉Oh my god的に使う。

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『神宮外苑1000本の樹木を切らないで!
再開発計画は見直しを』

Protect Jingu Gaien’s trees.
Rethink the development plan.
>> change.org
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In a greenhouse of Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園の温室にて。メデューサのように迫力ある形状の植物。植木鉢のプレートには「Euphorbia(ユーフォルビア)」と書いてあった。

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『神宮外苑1000本の樹木を切らないで!
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Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園のシマサルスベリ。名前の通り、猿も滑りそうなスベスベの樹皮。若葉が出てくる時期が若干遅いようで、園内の他の種類の木が新緑で覆われているのに比べ、サルスベリは細かい曲がりくねった枝が良く見えた。

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『神宮外苑1000本の樹木を切らないで!
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Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園のメタセコイア林。幹の後ろに隠れると二度と出てこない、というちょっと怖いような不思議な感覚がした。少し異空間的な、空気が違うような、精霊の気配のような。

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Poster illustration for “Sustainability Festival” in Tsukiji, Tokyo

東京都の築地で開催される『サスティナビリティ フェスティバル・イン・築地本願寺』のポスター用イラストを描きました。中央区が主催する文化プログラムの一環で、親子で楽しむワークショップや、サスティナブルを学ぶ各種寺小屋講座(先着順・要予約)、ノンフィクション作家の島村菜津さん企画のエシカル・コンシューマー・マーケットや画家の蟹江杏さんの個展『森と手をつなぐ』など、楽しく「食べて」「学べる」イベントが盛りだくさんです!入場無料!

◎開催日:2023年7月1日(土)、2日(日)
◎時間:9時〜17時
◎場所:築地本願寺
詳細はこちらのページをご覧ください。
>> 『サスティナビリティ フェスティバル・イン・築地本願寺』

Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園にいくつかある池。黒っぽいとろりとした水面。昔(昭和30年頃より以前)の日本には、こういう小さい池とか沼がたくさん身近にあって、薄暗い中「河童を見た!」とかいう人もいたんだろうと思う。

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Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園のところどころを彩る葉桜。道に大きくせり出している木がいい。

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The Long And Winding Road (inspired by The Beatles song)

『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』
アクリル絵具/イラストレーションボード/18×18cm

ビートルズのこの曲のメランコリックなメロディーは、黄昏時の屋台を私に思い起こさせる。ラフ画では、平原の向こうにうねうねと続く道が「ロングでワインディングな道」を表していたけど、それだとありがちな気がしたので飲み屋横町の路地に変更。ビール瓶のケースやら各種看板やら雑多なもので凹凸に続く道。ひとり、ニュー天国、さち、夢…。

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Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園にて。麦わら帽子と緑色の服がお洒落な通りすがりの女の子。桜の花に合っていて素敵だね。

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Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園にて。白い花を咲かせた素晴らしく立派な木(トキワマンサク)。人がいるの分かるかな。

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In a greenhouse of Koishikawa Botanical Garden (Tokyo)

小石川植物園の温室にて。パフィオペディルム (Paphiopedilum) というラン科の植物。袋があるので食虫植物かと思い、中を覗いても液体は入っていない。この袋は虫を消化するためにあるのではなく、袋におびきよせて花粉を柱頭に付けてもらうための仕掛けだそうです。自然の驚異だね。牧野富太郎な気分。

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