“Notes from a Small Island”

絵を描く気になれなくて、ひたすら家の掃除と整理をしていた一か月。もう要らないな、と思った物は今までにないくらい思い切って捨てたり売ったり。服と靴は『古着deワクチン』というところに寄付。あとは、あきれるぐらい溜め込んでいた雑誌の切り抜きをしたり(スクラップブックを作るのが趣味なので、そのまま捨てられない)、数年前の誕生日に友達にもらったビル・ブライソンの『イギリス見て歩き』を再読したり。イギリスに20年住んでいたアメリカ人が、帰国する前にイギリス全土を旅行した体験記で、いかにもアメリカ人が言いそうなジョークと文句の連発。イギリスに興味がある人にはとてもおすすめの面白い本です。今はマンチェスターにちょっと興味があるのでそこも念入りに読んだけど、街並みのことはあまり書いていなくて記憶に残ったのは愛想の悪いチャイニーズレストランだけだった。マンチェスターといえば、下記のポストカードをeBayで買った。

興味ない人にとっては最高にどうでもいい見るのも苦痛なつまらないポストカードですが、消印が1978年であるということと、ウールワースというデパートが写っているという点において、バズコックス研究の一環として私にはとても興味深い資料なのでした。

さらにマンチェスターつながりで、2002年のイギリス映画『24アワー・パーティ・ピープル』を観た。セックス・ピストルズのライブの場面にほんのちょっと出てくるピート・シェリーとハワード・ディヴォート、どちらの役者も全然似ていない。ピート・シェリーはあんなに背が高くない。ハワード・ディヴォート本人がトイレ掃除役で5秒くらい出てきたのがサプライズでうれしかった。

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