Morning, March 2nd, 1918 (Two moles)

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1918年3月2日、朝。
首筋に、ほくろが二つ、呼吸に合わせて動いていた。
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20世紀初頭の写真といえばモノクロが普通だけど、オートクロームというカラー写真もあった。独特の粒子感があって、ノスタルジックな空気が漂うこの技法が好き。フランスの写真家Paul Castelnauが、1918年にヨルダンで撮ったオートクローム写真に惹かれた。モデルはFayz Bey el Azmというファイサル1世のお付きの人らしい。まさにアラビアのロレンスの時代と場所だ。この絵では、なんだかとっぽい顔になっているけど、実物は妙に今っぽいハンサムな人です。

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