The Mystery of Amelia Earhart’s Disappearance

mikinoki_blog150427

昨日、アメリア・イアハートの失踪のことをネットで検索していたら、その数時間後のヤフーのニュースにこんな見出しが。

“伝説の女性飛行士、日本軍捕虜に? 公文書館で写真見つかるー米”

たまたま、ちょうど彼女のことを調べていたすぐ後にこんなニュースが出るなんて、遇然すぎて怖い。

先日アメリカで見つかったマーシャル諸島の港を写した写真に、アメリア・イアハートとナビゲーターのフレッド・ヌーナンによく似た人物が写っているとのこと。ヒストリーチャンネルによれば、日本軍に拘束されサイパンで死亡したという説を裏付ける資料になるかもしれないという。

BBCニュースで、その写真が見られる。
http://www.bbc.com/news/world-asia-40515754

私としては、ニクマロロ島という無人島に不時着して、その島でしばらく生活していたという説に傾いていたので、昔からある日本軍捕虜説は正直うそっぽいと思ってたけど、この写真の人物は確かに似てるし、飛行機らしきものも写っている。が、日本軍側の資料が出てこない限り決定的な証拠にはならない感じで、ますます困惑する。
他にも「二人を見た!」という島民の話や、サイパンに上陸したアメリカ兵が日本軍の金庫の中でアメリア・イアハートの書類を見つけた(その後紛失)話、アメリア・イアハートの救助信号を受信したというフロリダの15才の少女の話など、面白い記事を色々と読んでしまった。

BBCの記事に書いてあるように、
「失踪した2人のパイロットが写っているかもしれない1枚の写真の発見は、謎を解くというよりも、むしろ謎を深めそうだ。」

::その後、7月13日のニュース::

“女性飛行士イアハート「生存写真」、消息絶つ数年前に撮影 専門家”(AFP=時事)

アメリア・イアハートが消息を絶ったのは1937年だが、問題の写真は1935年に日本人写真家により撮影され、その翌年に出版された旅行記に収められたものだと軍事専門家マシュー・B・ホリー氏は語る……。
結局、たまたま似てる人たちが、疑惑の場所に居合わせただけだった?